2006年07月16日

PDAを使った、スケジューリング示唆システム

アルカディアさんから、こんなPDAのソフトの紹介がありました。
また、いっしょに作られた神戸大学発達科学部 中林教授からの推薦の言葉です。
『コミュニケーションを豊かにし、ことばの発達を促進するために
「ピクチャーエイド」は、私どもの研究室と(株)アルカディアの共同研究によって開発されたコミュニケーション支援機器です。
ことばの発達に遅れのある知的障害、自閉症などの子どもや青年と保護者の方、先生、ヘルパーさん、職場の人たちとのコミュニケーションを促進するためのものです。・・・』

興味のある方は、こちらのアルカディアさんのホームページにアクセスしてみて下さい。

私としては、PDAでいうと、こんな実践をしてみました。
家に帰ってから、自分の世界に夢中になって、お風呂に入れない。入るんなら8時と決めている。
お母さんも言うんだけれど、決まった時間が過ぎると子供も眠くてあきらめてねてしまう感じでした。
お母さんも朝が早い方で、言わなくていけない8時にお母さんがうたた寝をしてしまって、ふと起きると、時間が遅く子供も寝ていたというときもあります。
なんとか、こちらとしては、家庭での8時頃に、遠隔で支援できないか考えました。
そして、考えたのが、PDAを使ったタイマーです。
PDAのデスクトップにプリキュア
本人の好きなプリキュアをデスクトップ画面に設定し、普通に、Outlookの予定に、8時になったらアラームが鳴って、プリキュアからメッセージが届いたかのように、頑張ってお風呂にはいろうよという文が出るように設定しました。
それだけで効果がありました。
8時に、ピンポンと音がして、なんだなんだとこちらに注意が来ます。PDAを見て、ああそうだったと、本人の世界から、お風呂に入らなくてはという現実の世界を思い出し、プリキュアも言ってくれているのだからしようがないなと、お風呂に入れるようになりました。
そして、一ヶ月ほどして、「そろそろ、プリキュアの力を借りなくても、頑張ろうね。」とお世話になったPDAにもお別れとお礼をいって、PDAを止めてみましたところ、その日は入れませんでした。でも、その次の日からは、今度はこちらの呼びかけをおうちで思い出してか、お風呂に入れました。意識が生まれたようです。
Outlookは、PDAにプレインストールのソフトですが、本人なりにこちらがカスタマイズすることで効果がありました。ピンポイントでの指導です。

今回のアルカディアさんのPDAソフトでも、中林先生の専門的な指導支援の方法を導入し、ソフトとして有能な上に、カスタマイズのしやすさを謳っていますね。大事なことだと思います。万能に見えて、個に応じてないということがありますから。

以前に、私なりにPDAを使って、コミュニケーションツールとして、自分で作ってやってみた実践が、こちらのPDA(携帯型端末パソコン)の活用というサイトから見てもらえます。